太陽の上で 観ました。②

 

タイトルの通り、観ました。

続きです。

 

【キャストBの皆様】

キャストAで一度見聞きしている分、セリフを元に印象に残っている方が多くいらっしゃいます。なので前回とはもしかしたら視点が違った書き方になるかもしれません。

 

・父

圧倒的公務員感。全然まともな事言っている訳ではないのに、真面目に生きようと足掻いてきた痕跡が見えて、その分トンキンペイの名へなった時の静かな絶望感がとても現実的でした。

・母

怖かったです。笑顔に張り付いた狂気。ずっと笑顔なのに奥底は何も分からない、理解が及ばない。こういうの本当に怖くて、とても好きでした。

・太郎

こんなのズルい!上手側に座っていたこともあり、出てきた瞬間からツボでした。ズルい。傍から見てると面白いけど近づいたら怪我する人でした。

 

・ワシオ

くまさんのようですごく可愛かったです。シラトリとの関係性から上司兼保護者を感じていたのに、最後ああなっちゃうの貫井徳郎さんの小説みたいなやるせなさを感じました。

・シラトリ

真面目さと大人になりきれない未熟さの両面が見えるような気がします。こういう人がパニックホラーで問題起こす!場面が変わる毎にどんどん人間味を帯びていく姿が印象的。

・コトネ

これまたかわいい〜!!!(物凄い笑顔)台詞があやふやですが、ええじゃないかの前の一言がめちゃくちゃ感情乗っててビリビリきました。

 

・与田

屈強な男性が出てきてびっくりしたのですが、はちゃめちゃに面白くて推しです。こういったキャラクターは若い方がやる事が多い気がするのですが、大人でもめっちゃ面白く出来るのだと 自分の将来に謎の安心感を覚えました。声も素敵だった。

・佐藤

あまりにカッコよくて、もう少し自分が若かったら夢女子になってました。大人で良かった。カッコ良いのに面白くて、ふゆみさんからお話伺っていたのですが本当に凄かった。「ソイー...」←おもろすぎる

 

・和田

中性的な雰囲気が魅力的で底知れぬ怖さがありました。お芝居からモシアへの忠誠心(を感じられたので、和田のバックにあるモシアが見えたような...

・土屋

何だろう、良い意味で異質というか。過去の回想シーンを見ているような感覚に陥るお芝居でとても好みでした。小劇場でお芝居を見る時に感じるような緊迫感がありました。

 

・門左衛門

役者の技量にぶん殴られました。全ての印象を持っていかれた。静かに心を侵略されるような恐怖。いや本当に凄かったです。小さい声が「小さい聞こえにくい声」として作用していなくて、緊迫感を与えていていやすごいなと思いました。

・警察官 & にわこ

目がめちゃくちゃ良かったです。反乱軍としての意志をとても強く感じられました。スペースを聞いていた時に感じた柔らかさから一転するお芝居で、観劇後にパンフレットを何度も読み返しました。

 

 

【まとめ】

最近は観劇後に役者の皆様にご挨拶させていただける機会が多かったので、こうやって文章にすることは少なかったのですが、今回ははじめてお芝居を観る方が多く、私自身非常に人見知りなのでこうやって文字に起こさせていただきました。

観劇から一週間経ちますが、胸の高揚感はずっと残っているような気がします。また皆様のお芝居を観れたら、と思っております。お芝居続けてくれたら嬉しいです!

 

素敵な公演をありがとうございました。

 

P.S.

親戚にミワコさんがいるので、ニワコのことをずっと「親戚のミワコさんと同じ名前だ〜」と耳が錯覚してぽやぽや観劇しておりました。私の耳の問題です!

 

 

いぬ